インドネシア水問題 ガロンウォーター

飲用水をどうするか？

浄水器をつけていない限り、これを使っている人がほとんどなのではないかと思います。ひっくり返して、サーバーにセットして使います。

ガロンウォーターです

２大メーカーがあり、１つは「アクア」、もう１つは「プリスティン」という銘柄です。現地ではアクアが主流で、飲用水の代名詞にすらなっていますが、アクアは水にクセがある（たぶん硬水）ので、日本人には軟水だというプリスティンの方が人気があります。

５ガロン（１９L）入りと書いてあります。持ち上げると男性でも気合いを入れないと腰をやられる重さです。

入手方法

マンションに住んでいると、マンションお付きの水サプライヤーが居て、連絡するとすぐに持って来てくれます。代金はその場でお兄さんに支払います。私たちのマンションの場合は、ドア口までしか持って来てくれませんが、別のマンションではサーバーに取り付ける所までやってくれるそうで、色々みたいです。値段もたぶん色々だと思います。

トラブル

この値段に関して、また「ボラれるかも恐怖症」の我々日本人VS「イレギュラーは対応も説明もできない」インドネシア人スタッフのトラブルがありました。単にインドネシア語ができない私たちと説明できないスタッフの誤解だったのですが。

とある日曜日。水が切れそうになったので、２つオーダーしました。しばらくして、スタッフが２つのボトルを持って来てくれましたが、私たちの水は１つが空で１つは使用中でした。

空のボトルを１つ返して、中身の入った水を２つ買おうとしたら、スタッフは「ダメです。」と２本目のボトルを離しません。でも、完全に切れてからの交換だと水がない時間ができるので、もう１つは戻せない、というと、困り果てるスタッフ。

じゃぁ１本だけちょうだい？と提案しますが、スタッフは自分が持たされた伝票には２本と書いてあるので無理、と押し問答になりかけたので、今日はもういいですとデリバリーをキャンセルしました。

システムを知りました

水のボトルも前任の人から受け継いだ我々は初期導入を経験していませんでした。水の新規購入には、デポジット（と言っても返ってこない）を支払う必要があるのです。400円ぐらいだったような気がします。

空のボトルと交換にすると（レフィルという扱いになり）200円ぐらいで１本買えます。なので空ボトルを返さないとこの値段では水を買えません。かといって、不思議なのは次のボトルを買わずに、空ボトルだけ返すと、返金されるわけでもないっぽいです。アクアの空瓶でプリスティンのリフィルを買うのもダメです。アクアの空瓶をタダで返して、プリスティンのデポジットを払うんです。なんとなくムカつきますが、仕方がないです、It's Indonesia〜♪ （値段設定やシステムはマンションごとに違ってるかもしれません。）

事件

ところで、水を買うと毎回、ウェットティッシュをくれます。ボトルが汚いからこれで拭いてね、という意味だと理解してます。まあ汚すぎて、こんな小さいお手拭きで拭き切れないんですが、無いよりいいでしょう。

私はいつも濡らしたタオルでガシガシ拭くので、お手拭きが引き出しにいくつか溜まっていたのですが、久しぶりにそれを見てびっくり。膨らんでました。アクアの方が。

プクー！

密閉されたものが膨らむ、というのは中で雑菌が繁殖しているという事ですかね。恐ろしや、インドネシア。ウェットティッシュも信用してはいけないのだとわかりました。これは決して、アクアがプリスティンより劣っているという事ではなく、この国のウェットティッシュ全体のレベルを表していると思います。

みなさんもHATI-HATI YA ! （ご注意ください）