イジェン火山ブルーファイヤー鑑賞ツアー 1
Banyuwangi Kawah Ijen
イジェン火山でブルーファイヤーを見るべく、バニュワンギに行きました。バニュワンギは地名で、イジェンは山の名前です。バニュワンギへはジャカルタから直行便もできましたが、スラバヤで乗り換えるパターンも可能です。バリ島からは海を挟みますがすぐ向かいに位置するため、船でバリから来ることもできます。今回私たちはジャカルタから来ました。
バニュワンギ空港(茶色い屋根の平屋建て、左奥は新ターミナル?)
立派な新ターミナル建設中
イジェン山へ
街から車で1時間ほどの距離にある登山口に向かうことから始まります。ホテル出発は夜中の0時です。夕方に晩御飯を食べたら夜11時まで寝て、体力と睡眠を温存するよう努めました。1時に登山口に着きました。登山口には売店、トイレ、山への入り口があります。ガイドが入山チケットを買って来て、一緒に山に入ります。ドライバーは登山口にある駐車場で翌朝私たちが戻るまで待機です。山の中腹なので、辺りは真っ暗で、星がとてもきれいでした。
登山自体は頂上まで3kmのハイキング、火山口まで800mの岩場を下るというコースです。帰りは来た道と同じところを歩きます。
理想的な装備〜反省を踏まえて〜
・シャカシャカ生地のパーカー
汚れと硫黄の匂い防止と防寒のため
・薄手の長袖+パーカー
半袖Tシャツにパーカーはちょっと寒かったです。
これ以上着ると暑かったり荷物が増えたり。
・ネックウォーマー的なもの
登り始めと寒くなった時の補助に
・長ズボン
硫黄で臭くなってもいいもの(洗たくで落とせます)
・トレッキングシューズ
普通の街履きのスニーカーで行って、辛かったです。砂地の斜面では滑る滑る…。
持ち物
ガスマスク
日本製の上等のマスクを準備して行きました。現地の登山口でも入手できるようですが、品質が不安だったので事前にアマゾンで買っておきました。ガイドさんのマスクはACEのPB、KRISBOWだったので現地調達も可能なようですが、信用度No.1はやはり日本製でしょう!
女性と顔の小さい男性はSでちょうどよかったです。鼻や顎に当たる部分は柔らかくて着け心地は最高でした。
防毒マスク用吸収缶 低濃度 CA-710 SO/HS 1個 / 9-008-11
これを買いました。全然息苦しくもないし、確かに硫黄ガスにまかれても平気だったので、効果絶大だったのだと思います。重松製作所さんは、本当に偉大だと思いました。
でも、↓下のマスク&フィルターの組み合わせの方がよかったかもしれない、と後で気が付きました。防塵機能がついているので!使用感はわかりませんが。
重松製作所/シゲマツ 防じん機能付き吸収缶亜硫酸ガス・硫化水素用(3880834) CA-104S/SO/HS [その他]
水中メガネ
火山口に着いて、ブルーファイヤーに近寄ると風向き次第で火山ガスをもろに受けます。また、細かい砂埃でコンタクトの目がやられます。あってよかったです。夜道が暗いので、黒いものより透明のがいいと思います。
軍手か手袋
捨ててもいいぐらいのものがいいです。硫黄の匂いがつくのと、岩場につかまったり、砂地で転んだり、ボロボロになりました。
マスク
風邪の時とかにするあのマスクがあればよかった、と悔やみました。ハイキングコースは細かい砂地で、他の登山客が歩くと土埃が舞ってしまいます。 真っ暗な中でもヘッドライトの付近を相当細かい土埃が舞っているのを見てゾッとしました。おそらく、火山灰なのかもしれません。小麦粉みたいな細かさです。肺にいっぱい入ったんだろうな…。火山ガスのためか、そのためか、喘息や心臓病をお持ちの方は入山しないでくださいと書いてあります。
ヘッドライト
ジャカルタのACEで600円ぐらいで買えました。しかし、いざ使おうとすると1個不良品で点灯しませんでした。さすが! 電池も忘れて来たのでIndomart(コンビニ)で買いました。頭に巻くベルト式ですが、ずっと付けてると頭が痛くなって来ますね。ライトはガイド含めて我々3人で2つあればなんとかなりました。
カメラ
一眼レフはビニール袋に穴を開けて、レンズだけ出るようにして、マスキングテープで止めてみました。細かい砂埃が舞っているため、やってよかったと思いました。携帯はコンデジはそのままでもいいと思います。カメラのマニュアル設定に自信の無い私たちのような人は、コンデジのオート撮影か、iPhoneのカメラで十分かもしれません。
飲み水
寒くてトイレもないので、ミネラルウォーター1本で済みました。売店があるので登山口で入手もできます。深夜の出発時間にお店は開いてます。
ポケットティッシュ、ウェットティッシュ
トイレに紙はありません。とにかく細かい土埃!
ハイキング用のつえ
滑りそうな時や岩場であるといいと思いました。現地で竹製のを調達することもできますがハイキング用の杖ならば折りたためるし軽いので理想的です。
おやつ
あんまり食べる気が起きず、要りませんでした。翌朝、車の中でポテトチップスをちょっとだけつまみました。でも車が着いたらホテルで朝食が食べられるので空腹でしたが耐えられました。
虫よけスプレー
山には蚊とか虫は何もいませんでした。寒いですし。
今は、バリ島からだとお手軽に参加できるツアーもあるようです!