インドネシアで駐妻、始めました。

非キラキラ系駐在妻です。ボサボサ系? in ジャカルタ

カフェでパーティーする人々

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こういった女子のパーティーによく遭遇します。

普通のオシャレなカフェの一角を借りて、セルフで飾り付けして、オシャレして来て、みんなでワイワイ盛り上がっています。テーブルの飾り付けは、かなり気合が入っているパターンが多く、お金がかかっていそうです。

 

今回印象的だったのは、パーティーの参加者が全員、中華系の女の子だったことと、そのうちの一人に「お手伝いさん」が居たことです。左端に少し距離を取って立っている女の子はお手伝いさんです。

 

このパーティーのドレスコードは白だったようで、参加者はみんな白いオシャレな服で参加していますが、お手伝いさんは黒いカジュアルな服装で、遠目にみんなが楽しんでいるのを見つめて、時々一緒に笑っていました。中華系ではないインドネシア人でした。

 

お手伝いさんは、当然同じテーブルにつくことは許されません。なので、パーティーの最中は手前の別のテーブルでワンプレートの食事を食べて待機していました。本日の主役の子が呼ぶと、その子のカバンを持って走り寄ります。中から何かを取り出すと、またカバンを返していました。

 

他の参加者からも親しげに話しかけられたり、食事も摂らせてもらっていたり、一緒に笑っていたりしてたので、扱いは悪くなさそうですが、それでも日本的庶民感覚の私は、ちょっとびっくりしました。同じぐらいの歳の女の子が集まっているのに、一人だけ立場も服装も人種も全部違うというのはどういう感じなんだろう。私が使われる立場だったとしたら、もしくは私が使う立場だったとしたら、どんな気持ちになるだろう。慣れの問題なんでしょうけど、割り切れる自信がありません。

 

貧富の差が激しいこの国では、当たり前の事なんだと思いますが、なかなか見慣れることがないです。富も負も連鎖しているんだな、と思います。

 

中華系は裕福な人が多く、一部を除く大半のインドネシア人は貧乏です。インドネシアでは中華系住民がインドネシア人の反感を買って襲撃されるという暴動が30年に1回ぐらいのサイクルで過去に起こっています。

 

不満を抱え続けた国民は、きっかけさえあれば怒りを爆発させるようです。素直で優しい、ズル賢くないこの国の人々が、幸せに暮らせる国になるように願っています。